プロポリスの抽出方法
私たちが健康のためにいつもせっせと飲んでいるプロポリス。様々なものが販売されていて、どれを購入したらよいのかとまどってしまうくらいです。
もちろん、長く続けていくためには、
続けて購入できるようなお値段のものでなければなりません。
無理して高額なものを購入して飲み始めても、
ひと箱飲み終えた後、次を購入できなくなってしまう可能性がありますからね。
でも、お値段と同じくらいに気にしてしまうのは、プロポリス自身の品質です。
購入できる範囲の中でも、できるだけ高品質のものを選びたいものですよね。
では、どういったことに注意をすれば高品質のプロポリスを選ぶことができるのでしょうか。
まず着眼してほしいのがプロポリスの抽出方法です。
プロポリスといえばミツバチですが、
彼らの巣から削り取ったものがプロポリスの原塊といわれるものになります。
この原塊からエキスを搾り取るのです。
その方法はいくつかあります。
アルコール抽出、水抽出、ミセル化抽出、
アルコールと水の二段階抽出、超臨界抽出などがそうです。
アルコール抽出は原塊をアルコールに２週間〜１ヶ月くらい浸しておきます。
その後、ゆっくり攪拌を行い成分を抽出します。
ただ、それでは抽出しきれない成分もあります。
そのために、水を使って抽出する工程を加えるのが二段階抽出というものになります。
この二段階抽出により抽出されたプロポリスは、成分がしっかりと抽出されています。
原塊には樹脂成分ですとか蜜蝋などがたくさん含まれているので、
水だけでは完璧に抽出することはできないのです。
ミセル化抽出は、一旦アルコール抽出による抽出を行った後、アルコールを蒸発させるのです。
そのあと、残った固形分を界面活性剤を使いグリセリンに溶解させます。
超臨界抽出は、無酸素の状態でアルコールではなく、液化二酸化炭素を用いて抽出させます。
このように様々な抽出方法がありますが、今はほとんどがアルコール抽出による抽出となっています。
やはりアルコールを使っての抽出がプロポリスの成分をたくさん溶出することができるようなのです。
