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プロポリスの濃度と品質

私たちが普段健康維持のために飲んでいるプロポリスですが、
実は様々な濃度のものがあります。

ではどうやって濃度を計測しているのでしょうか。
濃度の計測の仕方はいろいろあり、その一つが糖度計を使うやり方です。
プロポリスの中に含まれている糖分の量を測るのです。

プロポリスの糖度は高いですが、
数値が高ければ品質が良いかというと、そういうわけではありません。
蜜蝋が含まれてしまっていると、数値が高くなってしまうことがあるからです。

また、全固形分の量を測るやり方もあります。
プロポリスの液体部分を飛ばしたものが全固形分となります。
ただし、これも蜜蝋を含んでいればその数値は高くなってしまいます。
また、液体分を取り除く際のフィルターが目の粗いものだったりすると、やはり数値が高くなります。

その他にも企画成分による比較というのもあります。
プロポリスの液体部分から蜜蝋を取り除き、
それから1ミクロンという大きさのフィルターを通して、
ほとんど全ての不純物を取り除いて残った成分の数値となります。
これらの方法を用いて濃度を計ったりします。

どの方法を使ったかということも重要になりますね。
そして濃度が高ければ良いかというと、そういうわけでもありません。

プロポリスを乳化させるのに適している濃度というものが必要になります。
そうでないと、私たちの体の中でほんのわずかな量しか使われなくなってしまうのです。
まずはどんな測定方法で測っているのか、その計測方法を確認することが大切です。

濃度が何%であると表示されていても、
何が何%なのかということがわからなければ意味がありません。
たとえば、乾燥エキスにおける濃度というのは、
日本でもブラジルでも一般的な測定方法で出る濃度なのですが、
こちらは30%あたりから分離し始めるため、液状タイプとしての使用は難しくなってしまいます。
また、フィルターを通す場合も目が粗くなれば不純物なども混入してしまう可能性があります。